家創りにも物語がある~内部環境編~

家創りにも物語がある~内部環境編~

【家創りにも物語がある】~内部環境編~


HIROGALIEはほぼエアコン1台で全館冷暖房を達成しています。取り付ける場所もだいじなのですが家のど真ん中についているのが理想的です。

その位置につけるにあたっては、設計の段階から想定していないとつきません。更につける場所にも意味を持ちます。

1つはインテリアのデザインを阻害しない場所であること、

もう1つは体から一番遠い場所につけて直接風を感じない

位置であることです。寝室等も予備的につけても構いませんが殆ど稼働することなく快適な生活がおくれます。

温度環境を守っているのは特殊なことなど必要なく

ただ断熱と気密を飛躍的に上げているだけなんです。

気密性を上げるともっと良いことがあります、「換気がよく働きます」。 具体的には換気計画を成立させると結露と

生活臭がみごとに無くなります。

この換気性能を利用することで洗濯が楽になります。

最近のPLANの中心は物干しのためのバルコニーは存在

しません、1年を通して内干しとなります。湿気の多い季節

などはむしろ家の中の方がよく乾きます。

脱いで→洗って→干して→片付ける...この一連の流れが最短導線で成り立ってしまいます。しかも外に干すことがなくなると、朝洗濯物を洗う必要もありません。この家では

夜洗って干して朝片付けてしまうことも可能になります。

これは何を意味するか...そう昼間急な来客があっても洗濯物があるということがありません。換気の流れは一方方向なので洗濯物の匂いがリビングに流れて行くことももうありません。


私たちの家創りには3つのルールがあります。

1つは1階がこれだけ開放的につくられていても「耐震等級は絶対3です」。

2つ目はエアコン1台で全館冷暖房出来るくらいの住宅性能にします。

3つ目は耐震性能と温熱性能を熟知した設計を連携させていることです。