恒例のお仕事、一段落

こんにちわ
HIROGALIE松本北店のSUNRISE　横山です

8月に入り、昼間の気温が体温以上に上がるような日が続いていますね
夕方になると雷がゴロゴロ鳴り、窓を開けて出社してしまう私は
いつも降るであろう雨にヒヤヒヤしています

私は、数年前から6月後半～7月上旬に毎年恒例の仕事をしています
祖母の家で大量に採れる梅のお仕事
いつも祖母（梅仕事の総指揮官、御年98歳）と分け合い梅仕事を進めるのですが
今年は祖母から辞退宣言。。。
いつも指揮官のもと青梅のうちに収穫をするところ、今年は収穫を遅らせ、十分に追熟してからの収穫をしました。
旦那が木に登り、枝を豪快に切り落としてくれるのですが
恨みがあるのではと思うほどの梅雨を背中や肩に浴びながらの収穫作業（笑）

皆さんは『桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿』という言葉を聞いたことがありますか？
総指揮官から毎年ご指示あるお言葉なのですが
梅の木はしっかりと切ってあげることで、翌年の実なりを良くするようです
なので、梅採りと枝の剪定を一緒に進めていくのが我が家の収穫方法なのです

追熟させたことでかなり木から落ち、虫や鳥たちの食料となってしまいましたが
収穫できた量はなんと35kg！！！

嬉しいけれど、そこからの地道な作業にどこか気が遠くなる感覚がよみがえります

計り、洗い、ヘタを取り、拭く
水分が取れたら瓶へ色々なものと漬け込む。
今年は梅シロップ・梅漬け2種・梅酒を大量につけ込みました


ずらーっと並んだ瓶からは梅の良い匂いがし、それを嗅ぐだけで幸せな気分になれます

漬け込んでから毎朝、瓶を１度混ぜるようにひっくり返すのですが
作りすぎた梅のボトル達はどれも重く、朝からかなりの重労働。
この頑張りが美味しくなって自分に返ってくる！！！と言う励みだけで身体を動かす毎日です
最近、瓶に詰め込んだ氷砂糖もほぼ溶け出し、瓶の中は綺麗な琥珀色の液体で埋め尽くされてきました
もうそろそろ、味見してみても良い頃。。。
お盆休みの楽しみにしてみようと思います。
でも、本格的に味わい始めるのは半年後～待ちきれるか心配です
時間が美味しくしてくれることを願って氷砂糖が全て溶けるまで、朝の重労働を続けようと思います。
没頭できる梅仕事。来年やりたい方は梅をお譲りしますので、お声掛け下さいね。

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